若い女性が地方から流出するのはなぜ?―日本財団・「18歳意識調査」 : 政策に対する期待と満足度のかい離
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若い女性が男性以上に地方から流出している。その時点の人口が減るだけではなく、出産期年齢の女性が減れば、出産数が減り、人口減少が加速するという悪循環に。その原因はどこに?
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女性は大都市志向が強い
「東京一極集中」と「地方からの人口流出」が深刻化している。特に、近年は女性の流出が顕著だ。日本財団が若者の考え・行動様式を把握するために継続的に実施している「18歳意識調査」で、47都道府県各100人、計4700人に居住する地域の人口や地方創生の取り組みに関する重要度、満足度などを聞いた。
住んでいる地域を「三大都市圏中心部/周辺部」「地方圏中心部/周辺部」の4タイプに分けて集計したところ、人口についてはどの地域も「増えた方が良い」「現状を維持した方が良い」の合計が8割を超えた。特に、人口流出・人口減少が深刻な課題となっている地方圏周辺部では、三大都市圏中心部の倍近い数字となった。
現在の居住地域に「住み続けたい(強・弱合計)」とする回答が最も多いのは、女性は三大都市圏中心部、男性は三大都市圏周辺部だった。特に三大都市圏中心部に住む女性の80%が継続居住を希望。男性より15%も高い数値で、女性の大都市志向が鮮明となった。
調査では各居住地域が抱える課題に対する取り組みの重要度や満足度に関しても幅広く聞いた。
保育拠点の整備や子どもの居場所づくりなど「地域の子育て政策」について、地方圏に住む女性の回答に注目すると、地方圏中心部・周辺部とも「重要・強」と回答した人が7割を超えたのに対し、「満足・強」は2割前後にとどまり、大きな開きがあった。
「地域医療政策」についても、地方圏(中心部・周辺部とも) に住む女性は「重要・強」と考える人が6割を超え、 三大都市圏女性や男性と比べて多かった。その一方で、 政策に対する満足度は相対的に低かった。 安心して生活を送れる未来をイメージできないことが、 地方からの流出につながっているのかもしれない。
調査は5月中旬にインターネット経由で実施。47都道府県の16~19歳の女性・男性計4700人から回答を得た。
【資料】
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日本財団「18歳意識調査 地方創生」
バナー写真 : PIXTA





