新幹線に新たな検査用車両「SOAR」2029年度に導入へ : ドクターイエローは27年1月に引退
社会
JR東日本が新幹線の新たな検査用車両を、2029年度中に導入する。高速で走りながらレールや架線などの異状を点検する「縁の下の力持ち」。乗客として乗ることは難しいけど、運よく見かけたら幸運が訪れるかも?
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時速320キロで走行しながら検査
927形「SOAR」
JR東日本が東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線に導入する予定のE927形(愛称「SOAR」は、新幹線の最高時速320キロで走りながら検査する初の車両。台車に取り付けたセンサーでレールの歪み具合や重圧のかかり具合を検知する機能に加え、車両の前後や側面、天井に計48台のカメラを設置。架線やトンネル、架線柱などの状況を撮影し、異状の早期発見に役立てる。2029年度中に現在の「East-i」の後継車両として登場する予定。
926形「East-i」
JR東日本がE3系をベースに2002年に導入した、時速275kmで走る検査用車両。東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線で不定期に運行している。
「ドクターイエロー」と呼ばれた車両たち
東海道・山陽新幹線では「ドクターイエロー」の愛称で人気の検査用車両も走行している。乗客として乗れる機会はほとんどないが、不定期に体験乗車イベントが実施されることもある。
923形
700系をベースに開発された検査用車両。東海道・山陽新幹線で10日に1回程度、不定期に運行している。いつ見られるか分からないため「幸せの黄色い新幹線」と呼ばれて人気になった。2027年1月限りで引退が決まっている。
922形
0系をベースに製造された東海道・山陽新幹線の検査用車両。2005年まで走行し、現在は石川県白山市の「トレインパーク白山」に展示されている。
925形

北陸新幹線の高崎~軽井沢間の開業を前に走行する検測・点検車両「925形」=1996年10月29日(共同)
東北・上越・北陸新幹線で走行していた検査用車両。2002年に引退し「East-i」に置き換えられた。
【資料】
- JR東日本「新幹線専用検測車を更新し、より安全で安心の高速輸送サービスを実現します」
- JR東日本「新たな新幹線専用検測車の開発に着手します」
- JRおでかけネット「500系新幹線&ドクターイエロー The Last Run 2027」
- トレインパーク白山「トレインパークでドクターイエローが公開中!」
バナー写真:JR東日本が公表した新しい新幹線検査用車両「SOAR」のデザイン=JR東日本提供(時事)


