Japan Data

上場会社の個人株主数、延べ9198万と過去最高更新―2025年度:外国法人の株式保有比率は34.7%に

経済・ビジネス

東京証券取引所などを運営する日本取引所グループ(JPX)がこのほど発表した2025年度の株式分布状況調査によると、25年3月末時点の個人株主数は延べ9198万人となった。前年度より839万人増え、過去最高を更新した。

10年で1.8倍に

増加は12年連続。株高や新NISA(小額投資非課税制度)の開始などを背景に投資層が拡大したほか、企業の「株式分割」などが新規の個人株主を呼び込んだとみられる。2015年の個人株主数は延べ5000万人弱で、この10年で1.8倍になっている。

個人株主数の推移(延べ人数)

調査は全国4証券取引所上場会社(3975社)が対象。株主数は、各上場会社の株主数を単純に合算した延べ人数で、例えば、個人株主が1人で10銘柄を保有している場合、個人株主数10人として数えている。

25年度は、上場廃止会社の影響で個人株主が159万人減少する一方、株式分割実施会社で263万人、新規上場会社で125万人、その他の会社で610万人それぞれ増加した。

株主数の合計は前年度比849万人増の9381万人。うち個人株主が98.1%を占め、残りは事業法人等(1.0%)、外国法人等(0.8%)、証券会社(0.1%)などとなっている。 

株式保有額をみると、「個人・その他(法人格のない団体)」が前年より46兆円以上増えて210.7兆円、「外国法人等」が420.6兆円、信託銀行、生命保険などの「金融機関」が331.1兆円、「事業法人等」が214.8兆円などとなった。「個人・その他」が保有する株式の全体に占める比率は、前年に比べ0.1ポイント増え、17.4%。「外国法人等」の株式保有比率は34.7%で、調査開始以来過去最高となった。

2025年度の投資部門別の株式保有比率

【資料】

バナー写真:東京証券取引所=2026年4月(時事)

株式市場 投資 日本取引所グループ