ごくごく飲める麦茶、ペットボトル市場で存在感 : 熱中症対策でノンカフェイン
経済・ビジネス 暮らし
水ではなんとなく物足りないけれど、カフェインや甘い飲み物は胃腸に負担。麦茶は日本の夏には欠かせない!
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家で入れるよりも、お手軽ペットボトルにシフト
農林水産省の食品産業動態統計調査によると、2025年の麦茶飲料の生産は、前年比104.9%となる150万6166キロリットルと、初めて150万キロリットルを上回った。2005年の20万4000 キロリットルから20年間で7倍以上に成長した。
「災害級の暑さ」ともいわれるほど過酷な日本の夏。麦茶はノンカフェインでミネラルを含むことから、熱中症対策に適しているとの周知が浸透。のどの渇きをうるおす水分補給目的の消費が拡大してきたことがうかがえる。
また、大手メーカーの麦茶飲料は600ミリリットルや650ミリリットルサイズが定番化しており、他の清涼飲料と比べて割安感が強まっていることも、選ばれる理由となっている。
昭和の時代は、夏になるとやかんや大鍋で麦茶を煮出して、冷蔵庫にストックするのが一般的だった。その後、ティーバッグを水に入れるだけの「水だし麦茶」が普及して、手間は大幅に軽減されたが、近年は、さらに手軽なペットボトルにシフトしているようだ。
【資料】
- 農林水産省「食品産業動態統計調査」
- 全国麦茶工業共同組合「麦茶をめぐる状況」
バナー写真:フォトAC
