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「週刊少年ジャンプ」100万部割れ 漫画流通の主役は電子書籍に

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「週刊少年ジャンプ」が発行部数100万部を下回った。世界中の少年少女を魅了する作品を世に送り出し、ギネスに認定された人気雑誌も、電子書籍に主役の座を奪われつつある。

1994年には563万部

「週刊少年ジャンプ」は集英社が1968年に隔週刊雑誌として創刊した。翌年に週刊となり、1973年に発行部数がライバルの「週刊少年マガジン」(講談社)を抜いて少年向け漫画誌のトップになった。90年代には「DRAGON BALL」や「SLAM DUNK」などの大ヒット作を生み出し、94年12月発売の「1995年3・4合併号」は653万部を発行して歴代最高記録となった。

少年向けコミック誌の発行部数

その後も「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」など、大ブームとなった著名な作品が生まれ、2022年9月には、創刊以来の累計で75億部を売り上げた「最も売れた漫画雑誌」として、ギネス世界記録にも認定された。ただ、1994年をピークに部数は下降線をたどり、日本雑誌協会が集計した印刷証明付部数は、2017年1~3月期に200万部を割り、26年4~6月期で100万部以下となった。

電子書籍の市場規模

一方で電子コミックの部数は右肩上がりで伸びている。出版科学研究所によれば、2024年の電子コミック(コミック雑誌を含む)の市場規模は5122億円で、統計を取り始めた2014年の6倍近くに成長している。集英社も2014年からスマートフォン配信アプリ「少年ジャンプ+」の配信を始めるなど、漫画雑誌の主戦場は電子に移りつつある。

【資料】

バナー写真:「週刊少年ジャンプ」(共同)

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