愛知・名古屋アジア大会、1万人超が熱戦へ:規模は第1回の22倍に
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夏季五輪上回る43競技に45カ国・地域から
アジアオリンピック評議会の8月19日の発表によると、愛知・名古屋アジア大会は45カ国・地域から選手1万1000人超、関係者6000人が参加する見通しだ。競技数は夏季五輪を上回る43。愛知県内を中心に、近隣の岐阜県、静岡県や東京都、大阪府も競技会場となる。
アジア競技大会の第1回は1951年、インドのニューデリー。第2回1954年のマニラの後は原則として4年ごとに開催している。
規模はアジアの発展とともに拡大した。参加選手は58年東京大会で20カ国・地域1820人、74年テヘラン大会で25カ国・地域3010人、90年北京大会では37カ国・地域6122人まで拡大。2018年ジャカルタ・パレンバン大会では45カ国・地域1万1300人となり、1万人を超える巨大スポーツイベントに成長した。愛知・名古屋大会は第1回のニューデリー大会と比べると選手数は22倍以上となる見通しだ。
金メダル、日本は2大会連続2位
金メダルを基準にしたメダルランキングは過去3回とも中国がトップ。日本と韓国が2位、3位を争う。4、5位は大会ごとに変動し、インド、インドネシア、ウズベキスタンなどが食い込む。
大会が始まった当初の1950~60年代は日本が圧倒的な強さを誇ったが、1974年テヘラン大会から参加した中国が急速に台頭。82年ニューデリー大会で中国が日本を抜いて首位に立った。
■過去3大会のメダルランキング
第19回 中国 杭州(2023年)
| 順位 | 金 | 銀 | 銅 |
|---|---|---|---|
| 1位 中国 | 201 | 111 | 71 |
| 2位 日本 | 52 | 67 | 69 |
| 3位 韓国 | 42 | 59 | 89 |
| 4位 インド | 28 | 38 | 41 |
| 5位 ウズベキスタン | 22 | 18 | 31 |
第18回 インドネシア ジャカルタ・パレンバン(18年)
| 順位 | 金 | 銀 | 銅 |
|---|---|---|---|
| 1位 中国 | 132 | 92 | 65 |
| 2位 日本 | 75 | 56 | 74 |
| 3位 韓国 | 49 | 58 | 70 |
| 4位 インドネシア | 31 | 24 | 43 |
| 5位 ウズベキスタン | 21 | 24 | 25 |
第17回 韓国 仁川(14年)
| 順位 | 金 | 銀 | 銅 |
|---|---|---|---|
| 1位 中国 | 151 | 109 | 85 |
| 2位 韓国 | 79 | 70 | 79 |
| 3位 日本 | 47 | 77 | 76 |
| 4位 カザフスタン | 28 | 23 | 33 |
| 5位 イラン | 21 | 18 | 18 |
金メダル数基準。同数の場合は銀メダルで比較
夏の日本開催は東京、広島に続き3度目
日本で初めてアジア大会が開かれたのは1958年の夏季第3回東京大会。1964年東京五輪の6年前だった。
2度目は94年の広島大会。そして32年ぶりとなる2026年の愛知・名古屋大会が、日本で3度目の夏季アジア大会となる。
冬季は1986年第1回と90年第2回の札幌、2003年第5回の青森、17年第8回の札幌の計4回の開催地となっている。
第1回から75年を経て、アジア全域からトップ選手が集う巨大なスポーツイベントへと成長したアジア大会。愛知・名古屋大会は、その歴史の新たな節目となる。

愛知・名古屋アジア大会の団体球技の組み合わせ抽選会=2026年7月23日、名古屋市(共同)
【資料】
- アジアオリンピック評議会(OCA)ホームページ「Asian Summer Games」「Asian Winter Games」「Asia ready to shine as Aichi-Nagoya to host historic 20th Asian Games」
バナー写真:愛知・名古屋アジア大会に向けた「採火式」で、聖火皿に火をかざす(左から)元女子プロテニス選手の伊達公子さん、男性アイドルグループ「INI」の後藤威尊さん、元サッカー女子日本代表の澤穂希さん=2026年8月22日、名古屋市中区(時事)
