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愛知・名古屋アジア大会、1万人超が熱戦へ:規模は第1回の22倍に

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9月19日~10月4日、アジア最大のスポーツの祭典「アジア大会」が愛知県・名古屋市を中心に開催される。1951年にインド・ニューデリーで始まった大会は、参加選手489人から1万人を超える規模へと成長。20回目となる愛知・名古屋大会は、日本では1958年東京、94年広島に続く3度目の開催となる。

夏季五輪上回る43競技に45カ国・地域から

アジアオリンピック評議会の8月19日の発表によると、愛知・名古屋アジア大会は45カ国・地域から選手1万1000人超、関係者6000人が参加する見通しだ。競技数は夏季五輪を上回る43。愛知県内を中心に、近隣の岐阜県、静岡県や東京都、大阪府も競技会場となる。

アジア競技大会の第1回は1951年、インドのニューデリー。第2回1954年のマニラの後は原則として4年ごとに開催している。

規模はアジアの発展とともに拡大した。参加選手は58年東京大会で20カ国・地域1820人、74年テヘラン大会で25カ国・地域3010人、90年北京大会では37カ国・地域6122人まで拡大。2018年ジャカルタ・パレンバン大会では45カ国・地域1万1300人となり、1万人を超える巨大スポーツイベントに成長した。愛知・名古屋大会は第1回のニューデリー大会と比べると選手数は22倍以上となる見通しだ。

アジア大会の参加国・選手数

金メダル、日本は2大会連続2位

金メダルを基準にしたメダルランキングは過去3回とも中国がトップ。日本と韓国が2位、3位を争う。4、5位は大会ごとに変動し、インド、インドネシア、ウズベキスタンなどが食い込む。

大会が始まった当初の1950~60年代は日本が圧倒的な強さを誇ったが、1974年テヘラン大会から参加した中国が急速に台頭。82年ニューデリー大会で中国が日本を抜いて首位に立った。

■過去3大会のメダルランキング

第19回 中国 杭州(2023年)

順位 金 銀 銅
1位 中国 201 111 71
2位 日本 52 67 69
3位 韓国 42 59 89
4位 インド 28 38 41
5位 ウズベキスタン 22 18 31

第18回 インドネシア ジャカルタ・パレンバン(18年)

順位 金 銀 銅
1位 中国 132 92 65
2位 日本 75 56 74
3位 韓国 49 58 70
4位 インドネシア 31 24 43
5位 ウズベキスタン 21 24 25

第17回 韓国 仁川(14年)

順位 金 銀 銅
1位 中国 151 109 85
2位 韓国 79 70 79
3位 日本 47 77 76
4位 カザフスタン 28 23 33
5位 イラン 21 18 18

金メダル数基準。同数の場合は銀メダルで比較

夏の日本開催は東京、広島に続き3度目

日本で初めてアジア大会が開かれたのは1958年の夏季第3回東京大会。1964年東京五輪の6年前だった。

2度目は94年の広島大会。そして32年ぶりとなる2026年の愛知・名古屋大会が、日本で3度目の夏季アジア大会となる。

冬季は1986年第1回と90年第2回の札幌、2003年第5回の青森、17年第8回の札幌の計4回の開催地となっている。

第1回から75年を経て、アジア全域からトップ選手が集う巨大なスポーツイベントへと成長したアジア大会。愛知・名古屋大会は、その歴史の新たな節目となる。

愛知・名古屋アジア大会の団体球技の組み合わせ抽選会=2026年7月23日、名古屋市(共同)
愛知・名古屋アジア大会の団体球技の組み合わせ抽選会=2026年7月23日、名古屋市(共同)

【資料】

バナー写真:愛知・名古屋アジア大会に向けた「採火式」で、聖火皿に火をかざす(左から)元女子プロテニス選手の伊達公子さん、男性アイドルグループ「INI」の後藤威尊さん、元サッカー女子日本代表の澤穂希さん=2026年8月22日、名古屋市中区(時事)

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