災害時の不安トップはトイレ―大幸薬品調査 : 1週間=35回分備えてますか?
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大幸薬品(大阪市西区)が、2026年7月に全国の20~60代の1095人を対象に実施した調査で、「災害時に不安なこと」のトップは「トイレが使えないこと」66.1%だった。飲料水や食料の不安を上回った。
一方、自宅に備えている防災用品は「飲料水」76.3%、「非常食」66.5%、「懐中電灯」62.9%がトップ3。「非常用トイレ」は41.3%にとどまった。トイレの心配はしているけれど、備えはできていない現実が浮き彫りとなった。
非常用トイレは、1人あたり1日5回分を少なくとも1週間=35回分を備えるのがひとつの目安とされており、これを家族の人数分用意するのが望ましい。
災害時に備えて自宅に非常用トイレを備蓄している人に、準備している個数を聞いたところ、「5~20 回分程度」36.6%が最も多く、「5回分未満」19.9%が続いた。半数以上の人が1人分すら十分に用意できていないことになる。
大きな地震の直後、「断水さえしていなければ非常用トイレがなくても問題ない」と思いがちだが、排水管が破損していると汚水が逆流したり、建物の下の階に汚水漏れが広がることがあるという。このため、排水管の安全が確認できるまでは水を流さないのが正しいが、「流さない方がよい」と認識している人は54.1%にとどまった。
ちなみに、せっかくの非常用トイレの備えがあっても、使用後の処理がきちんとできなければ、臭いが漏れたり、感染症の原因になったりする危険がある。平時に開封して、使い方や使用後の処理方法を確認しておくと、いざという時にも落ち着いて対応できるという。
【資料】
- 大幸薬品「9月1日 防災の日を前に見直したいトイレの備え」
- 経済産業省「トイレ備蓄 忘れていませんか?」
バナー画像 : PIXTA



