2025年のストーカー相談2万2881件:5年ぶりに2万件超え―警察庁まとめ
社会
警察への相談件数が年2万人前後と高止まりしているストーカー事案。規制法に基づく「禁止命令」の発出件数、検挙件数は25年に過去最高を記録した。
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警察庁の調査によると、2025年のストーカー被害の相談件数は前年比16.9%増の2万2881 件。20年以来5年ぶりに2万件を上回った。ストーカー規制法違反での摘発は同15.3%増の1546件で、4年連続で過去最高を更新した。
埼玉県で発生した「桶川ストーカー殺人事件」をきっかけに2000年に制定されたストーカー規制法では、被害者の申し出を受け、加害者に対して「警告」「禁止命令等」の行政措置が行われる。これらに違反した場合は刑事罰の対象になるほか、暴行や傷害、住居侵入など他の刑罰に触れて検挙される行為者もいる。ストーカー規制法に基づく警告は、25年は1577件(前年比98件、6.6%増)、禁止命令等は3037件(前年比622件、25.8%増)だった。
刑法事案では住居侵入が最多
ストーカー事案に関連し、刑法やその他の特別法違反で摘発した事案は前年比24.6%増の2171件。初めて2000件を突破し、過去最多となった。容疑別では住居侵入(437件)、脅迫(292件)、暴行(159件)、傷害(153件)、不同意わいせつ(146件)が多かった。殺人は2件、殺人未遂は14件だった。
ストーカー事案の被害者は女性が86.9%、男性が13.1%。加害者は男性が80.1%、女性が12.3%、不明が7.6%。年齢層をみると、被害者は10~40代、加害者は20~ 50代に集中している。被害者と加害者の関係では、交際相手・元交際相手が約4割、次いで知人友人、勤務先同僚・職場関係が多かった。
【資料】
バナー写真:PIXTA

