夏の山岳遭難:26年は839人 過去2番目の多さ クマ被害は10人―警察庁まとめ
社会
2026年夏(7月、8月)の山の遭難・事故は前年比で減少したが、遭難者数は839人と過去2番目の多さだった。
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警察庁がまとめた2026年7~8月の全国の山岳遭難件数は、前年同期比45件減の763件、遭難者は同78人減の839人だった。死者・行方不明者は2人減の52人。昨年は遭難件数、遭難者ともに過去最高を記録したが、それに次ぐ水準となっている。
都道府県別では長野が最多の129件で、静岡71件、富山65件と続く。遭難者839人を年齢別にみると、60代が183人(21.8%)と最も多く、次いで50代が168人(20.0%)、70代が167人(19.9%)だった。
遭難の原因トップは「転倒」で、遭難者全体の23.0%。次いで「道迷い」19.7%、「滑落」が15.6%など。クマの襲撃を受け、歩けなくなるなどして遭難に至った例は10件あった。
水難事故数は436件と微減
一方、7~8月の水難事故発生件数は、前年同期比10件減の436件だった。水難者は前年と同数の535人。うち死者・行方不明者は15人減の226人で、中学生以下の子どもは11人。件数、水難者数ともに近年の発生状況はほぼ横ばいで推移している。
水難者535人を発生場所別にみると、海が291人(54.3%)、河川が177人(33.0%)。死者・行方不明者226人を発生場所別にみると、海が前年と同じ114人、河川が11人減の83人だった。
【資料】
- 警察庁「山岳遭難・水難」
バナー写真:剱岳登山の鎖場(PIXTA)=記事内容とは関係ありません


