コメ価格、2年ぶりに2000円台 : 25年産の在庫圧縮のための特売も
経済・ビジネス 暮らし 社会
放出された政府備蓄米を購入するために各地で行列ができたのはほんの1年半ほど前のこと。年末恒例の流行語大賞の候補として「古古古米」がノミネートされたのも、遠い昔のように思える。コメ5キロの価格が2年ぶりに節目の3000円を割り込んだ。
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農林水産省は、9月7~13日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が前週より32円安の2971円だったと発表した。全国約1000軒のスーパーの店頭価格情報に基づくKSP-SP(東京都港区)のデータを基に毎週公表している。コメ価格が3000円を下回るのは2024年9月初旬以来2年ぶり。全体の85%を占める銘柄米も35円安の2988円と3000円割れ。ブレンド米は34円安の2866円だった。
2024年夏のコメ不足を契機に上昇を続けた価格は、2026年1月初旬に5キロ4416円の最高値を付けた。その後は、
7月末時点の民間在庫量は前年同月から70万トン増えて162万トンと、7月としては2008年の調査開始以降で最高水準。新米の収穫・流通が本格化する中、小売り店では25年産のコメ(古米)を売り切るための値下げの動きも目立つ。
新米の季節、今年は心おきなく、おいしいご飯を食べられそうだ。令和のコメ騒動前には2000円前後だったことを考えると、まだ高い?
【資料】
- 農林水産省「スーパーでの販売数量・価格の推移」
- 農林水産省「コメに関するマンスリーリポート 令和8年9月号」
バナー写真 : PIXTA
