「縦書き」になじみない層3割超―文化庁・国語調査 : 新聞、雑誌はシニア層が中心
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ニュースチェックも資料収集も、漫画を読むのもPCやスマホに置き換わってきている。「縦書き」で読む機会はますます減るのだろうか。
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教科書が「縦書き」文化を支える?
文化庁が2025年度に実施した「国語に関する世論調査」で、縦書きで読み書きする機会が「よくある」「時々ある」の合計は67.3%にとどまり、「あまりない」「ない」が31.7%だった。
年代別で「ある・計」が最も多かったのは「16-19歳」79.5%。これは、本人の意思とは関係なく、国語や古文などの教科書で縦書きに触れる機会があることが影響していると考えられる。「20代」になると「ある・計」は一気に54.8%に減り、おおむね年代が上がることに増える傾向。
他の設問とのクロス集計でみると、国語への関心が「ある」人、日常生活で文字を「手書きすることがある」人は7割以上が「縦書き」に接する機会があり、関心が「ない人」「手書きすることがない」人は4割台にとどまった。
「ある」と答えた人に、縦書きで読む・書く場面を複数回答で聞いたところ、「紙の本・辞書」69.6%が最も多く、「紙の新聞」58.7%、「紙の雑誌」45.4%など紙媒体が続いた。
「紙の新聞」は「16-19歳」は14.6%、「20代」は20.0%にとどまる一方で、「70歳以上」は81.6%と世代間格差が大きく、「紙の雑誌」も同様の傾向がみられた。世代交代が進み、新聞や雑誌もデジタル購読層が増えれば、縦書き文化はますます細っていきそうだ。
「国語に関する世論調査」は1995年度から毎年実施。2025年度は無作為に選んだ16歳以上の6000人に質問を郵送、3777人から回答を得た。
【資料】
- 文化庁「令和7年度『国語に関する世論調査』」
バナー写真:フォトAC



