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毒キノコの食中毒:この10年間に患者548人、死者5人 10月に発生が集中

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秋に旬を迎えるのが、野山に自生するキノコ。しかし、食用と誤って毒キノコを採取し、食中毒を起こす事例も毎年出ている。

厚生労働省によると、2016年から25年の10年間で、毒キノコによる食中毒事件は215件発生。具合の悪くなった患者は548人に上り、死者も5人出ている。

毒キノコによる食中毒発生状況

半数以上がツキヨタケで中毒に

食中毒の発生は、キノコ狩りのシーズンとなる10月に集中。大半が地元の人やハイカーが採取したものだが、過去には野生キノコの直売所に毒キノコが混入していたケースもある。同省や農林水産省は「食用だと確実に判断できないものは、採らない、食べない、売らない、人にあげないを徹底してほしい」と呼び掛けている。

食中毒で最も多いのが、毒キノコのツキヨタケを、ヒラタケやムキタケ、シイタケと間違えて食べるケース。患者数でみると、全体の50%以上を占めている。次いで、ホンシメジなどに似ている毒キノコのクサウラベニタケ、シイタケなどに似ている毒キノコのカキシメジによる被害が多い。

毒キノコの種類別食中毒患者数の割合(2016~25年)

ツキヨタケは、食べてから30分から1時間程度で嘔吐(おうと)、下痢、腹痛などの中毒症状が現れる。クサウラベニタケは食後20分から1時間程度で同様の中毒症状が起きるほか、瞳孔の収縮、発汗などの症状もみられる。

農林水産省のWebマガジン「aff(あふ)」のバックナンバー(2021年10月号)は「本当に安全? STOP毒キノコ」のタイトルで、10種類の毒キノコの写真を掲載している。

【資料】

バナー写真:ベニテングダケ(PIXTA)

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