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ラジオNIKKEI「大人のラヂオ」nippon.comコーナー第8回「ウクライナ出身スタッフが語る日本の中世文学と伝統楽器・胡弓の魅力」がOAされました!

編集部からのお知らせ

8月27日(金)にOAされたラジオNIKKEI「大人のラヂオ」nippon.comコーナーには、ロシア語版エディター、ヴャチェスラヴ・オニスチェンコが出演。東北大大学院時代に暮らした街・仙台の思い出、そして「初めて聴いた瞬間、心奪われた」という「胡弓」の魅力を語り、演奏も披露しました。

「胡弓」と聞いて「中国の楽器?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。それは「二胡」。スタッフの中にも混同する者がいたこの2つの楽器、見た目も音も全く違うんです(ウクライナ出身者にその違いを教えられるとは!)。

胡弓の本体は小さな三味線のような形で、弦を馬の毛の弓でこすって演奏する。日本の伝統楽器としては唯一の「擦弦楽器」。やわらかく深みのある音が魅力です。

ただ箏や三味線と比べると、かなりマイナーな胡弓。オークションで楽器を手に入れたものの、仙台では先生が見つからず、東京の演奏会に出演していた藤植流山室家元の山室陽子先生に「教えてください!」と直談判。千葉の市川まで習いに通ったというオニスチェンコ。そこで知ったのは由緒ある流派が今にも途絶えそうな現状でした…。

◆番組は現在もオンデマンドで聴取可能。放送に入りきらなかった部分も収録したロングバージョンがお聴きになれます。

◆収録の様子はnippon.comの公式Instagramでもご覧いただけます。

バナー写真:「大人のラヂオ」nippon.comコーナー 2021年8月27日放送分収録の様子。番組MCの一青妙(ひとと たえ)さん(左)とヴャチェスラヴ・オニスチェンコ(右)。 撮影:高山浩数

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