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ラジオNIKKEI「大人のラヂオ」nippon.comコーナー、第24回「フランス出身エディターとスペイン出身エディターが語る『フランス人とスペイン人の共通点と違い』」がOAされました!

編集部からのお知らせ

フランス語版エディターのヴァンソン・フィンダクリとスペイン語版エディターのダニエル・ルビオが絶妙な掛け合いでお送りした今回の放送。両国の国民性についてのトピックスが様々飛び出しました。

まず異なるのはお互いの国の流行や文化への興味の深さ。エルカノ王立研究所の調査によれば「スペイン人が知っているフランスのブランド」は、シャネル、ディオール、ラコステ、ルノー、プジョー、シトロエン、カルフールなど多数。ところが「フランス人が知っているスペインのブランド」は「ZARA」「ロエベ」などごくわずか。ヴァンソンいわく「フランス人は自分たちのファッションや流行を広めるのに夢中で逆のことにはほとんど興味がない」のだとか。

また宗教、特にカトリックについての考え方も異なります。革命後、宗教との距離ができたフランスに対し、今もカトリックの行事が大切にされているスペイン。カトリックをジョークの対象にすることは訴訟や刑罰の対象になることもあるといいます。

一方、共通点は「議論好き」「話好き」。「カフェやバルで友達とジョークを言い合うのが至福の時」とヴァンソンとルビオの意見が一致しました。ただ、どちらも「他人の話はあまり聞かず、自分の言いたいことを延々としゃべり続ける」そうで「日本で暮らした影響で、他人の意見をしっかり聞くようになったので久しぶりに里帰りするとみんなに驚かれる」のだとか。

もう一つの共通点として話題に上がったのが、どちらも同性婚や事実婚などに関する法律があって権利を守る意識も強いという点でした。これには番組MCの一青妙(ひとと たえ)さんもスタッフも深くうなずきました。

このほかにも二人の興味深い分析がいっぱいです。ポッドキャストやradikoなど音声配信でぜひお聴き下さい。

◆番組は現在もオンデマンドで聴取可能。放送に入りきらなかったエピソードも収録したロングバージョンがお聴きいただけます。

◆収録の様子はnippon.comの公式Instagramでもご覧いただけます。

バナー写真:「大人のラヂオ」nippon.comコーナー 2023年2月24日放送分収録の様子。左から一青妙さん、ヴァンソン・フィンダクリ、ダニエル・ルビオ。撮影:nippon.com編集部

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