進化するニッポンのラーメン文化

【大阪:なんば】ライトな豚骨スープの24時間営業『金龍ラーメン 道頓堀店』

屋台ラーメンへの対抗馬として誕生したのが、天を泳ぐ巨大な龍の看板でおなじみの『金龍ラーメン 道頓堀店』(大阪市中央区)だ。

1980年代に道頓堀で創業して以来、観光客はもちろん、飲んだ帰りの地元客にも重宝され、大阪を代表する存在へと成長を遂げた。基本の一杯と言える「ラーメン」は、豚骨ラーメンとしてはかなりあっさりしたライトな豚骨スープが特徴。白濁したスープに細麺のスタイルは一見すると博多ラーメンに近いが、『金龍ラーメン』の魅力は食べ方の“自由さ”にある。ニラ、キムチ、ニンニクなどの無料トッピングがずらりと並び、自分好みにカスタムを楽しめる点にある。夜に食べると翌朝ちょっと後悔するかもしれないが、唐辛子と和えたニラを山盛りで追加するのが筆者のおすすめだ。もちろん、ニンニクだっていくらでも。自由さのあんばいが心地いいのだ。道頓堀の店舗らしく、24時間営業という点も人気の理由だ。

公式ホームページ:https://kinryuramen.com/home/goldendragon/

バナー写真:『金龍ラーメン 道頓堀店』の「ラーメン」(800円) 撮影=山川大介

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