【大阪:十三】麺が主役 唯一無二のスタイル『中華そば 桐麺 総本店』
食 旅
阪急電鉄十三(じゅうそう)駅近くに店を構える『中華そば 桐麺 総本店』(大阪市淀川区)は、スープが無い状態で麺そのもののおいしさを追求した異色の店だ。
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「スープなし」といえば、油そばやまぜそばを思い浮かべる人も多いだろう。だが、看板メニューの「桐麺」はひと味違う。麺に塩ダレと卵を絡めるだけで勝負する唯一無二のラーメンなのだ。国産小麦をブレンドした自家製麺は、すすった瞬間に豊かな小麦の香りがふわりと広がる。もっちりとした食感と、まるでうどんのような強いコシが特徴だ。日本中を見渡しても類を見ないスタイルは、麺に対するこだわりと自信の証し。ラーメンという食ジャンルの豊穣(ほうじょう)さを感じさせる一杯だ。
公式SNS:https://x.com/kirimen_japan
バナー写真:『中華そば 桐麺 総本店』の「桐玉」(1000円) 撮影=山川大介