弥生(やよい)の和菓子 : 手まり
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冬の間は家にとじこもっていた子どもたちも、広場に飛び出してボール遊びに興じる季節。平安の昔には高貴な人たちがこんな雅な手まりで遊んでいたという。
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手まりは中国からもたらされ、平安朝の時代は公家の遊びに、江戸に入ると「うまく転がる」「万事丸くおさまる」の意味をかけて、子どもの成長を願う祝い事や、厄除けの贈り物にすることもあった。
日本各地に伝統工芸品として伝わる色鮮やかな手まりを練切で表現した。春らしい桃色、菜の花色を組み合わせ、和菓子作りに欠かせない「三角棒」で筋を入れていくと、まるで工芸品のよう。
黄色一色だと菊花、オレンジ色だとカボチャのように仕上がる。同じ技法でも色使いを変えて応用できるのが練切を作るおもしろさ。
和菓子制作 : 和みの鈴 後藤鈴子
