今日は何の日:On This Day in Japan

今日は何の日:5月11日

宇高連絡船紫雲丸が沈没 168人犠牲

1955(昭和30)年 岡山・宇野港(玉造市)と高松港(高松市)を結ぶ国鉄宇高連絡船の「紫雲丸」が濃霧の高松港沖で「第三宇高丸」に衝突、紫雲丸が沈没した。同船には修学旅行の小・中学生が乗っており、児童ら168人が死亡した。国鉄は前年の54(昭和29)年9月にも青函連絡船で洞爺丸沈没事故を起こしており、運航事業者として安全対策に問題があると批判を呼んだ。相次いだ連絡船事故の責任をとり長崎惣之助国鉄総裁が辞任した。

その他の出来事

松浦・植村氏がエベレスト登頂日本人初

1970(昭和45)年 登山家松浦輝夫(1934-2015)、冒険家植村直己(1941-1984)の両氏が世界最高峰エベレスト(8848メートル)に日本人として初登頂。2人は日本山岳会エベレスト登山隊(総隊長松方三郎)の第1アタック隊員に選ばれ、早朝6時に8513メートル地点のキャンプから出発。午前9時10分に肩を並べるようにして頂上に立った。

ねずみ講防止法が施行

1979(昭和54)年 無限連鎖講の防止に関する法律(通称「ねずみ講防止法」)が施行。最終的には破綻が確実なねずみ講の活動自体を違法とし取り締まれるようにした。きっかけは内村健一が「天下一家の会」を設立し熊本を中心に行ったねずみ講活動。1970年代に配当を得られない人が続出し、勧誘をめぐるトラブルなどが社会問題となった。熊本国税局が強制調査し、所得税法違反で内村を熊本地検に告発。ねずみ講の場合、会員が努力してねずみ講を順調に行うことができれば多額の収入を得られること自体は事実であり、詐欺には問えなかった。熊本地検は出資法違反での立件も検討したが、会員が集めた会費は出資金・預かり金に相当せず、所得税法違反で起訴した。内村は懲役3年執行猶予3年、罰金7億円の判決を受け、罰金を支払えず収監された。   

植村直己