【動画】北海道赤れんが庁舎、期間限定で一般公開:札幌市

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国の重要文化財で札幌のシンボルでもある「赤れんが庁舎」(北海道旧本庁舎)の1階が期間限定で一般公開されている。広大な敷地は池や庭園が整備され、街の喧騒(けんそう)を忘れさせる。前庭の花壇に花が咲く春や夏、紅葉の秋には多くの観光客が訪れる。中央のドームに星をイメージした道旗が翻り、赤れんがの外装や装飾的な三角屋根が印象的で、外観だけでも一見の価値がある。

庁舎は改修工事に向けて2019年10月から休館していたが、延期が決まった東京五輪のマラソン競技終了後の22年4月に、着工時期も先送りされた。このため、1階ホール部分のみ見学ができるようにした。東京五輪に関するパネルやアイヌ民族の史料を展示。高い天井に連なるアーチなど、明治中期にアメリカ風ネオ・バロック様式で建てられた内部の意匠も見ものだ。一般公開は来館者が少なくなる11月末をもって終了する。

映像:STV 札幌テレビ放送

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