【4K動画】「蔵の駅」から始まる「内蔵」への旅:秋田県横手市増田
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秋田県横手市、その南部に位置する増田町は古くから人と物資の往来でにぎわってきた。増田の商業の中心だったのが「中七日町通り」で、往時の繁栄をいまに伝える。間口が狭く奥に長い短冊形の大規模な母屋と内蔵と呼ばれる土蔵が特徴だ。
蔵の駅は内蔵観光の案内所、重要伝統的建造物群への入口ともいえる建物だ。増田地区の古い商家の典型的な形をしており、増田の内蔵を見物することが出来る。
長い「トオリ」と呼ばれる土間に沿って座敷があり、その奥に内蔵がある。
豪雪地帯によくみられるこの内蔵は、鞘(さや)と呼ばれる母屋と一体となった上屋に覆われ、守られている。黒漆喰で塗られた内蔵の、工芸品のような豪華な鞘飾りはもはや芸術品だ。豪華な内蔵は商人たちの成功の証しだったのかもしれない。
横手市増田は、内蔵のある在郷町として、2013(平成25)年、重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
映像:CNA秋田ケーブルテレビ『内蔵の街「増田」』より