【4K動画】金沢の金箔作り

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金箔(きんぱく)作りは金沢の代表的な手工業である。まず金箔用に造られた金合金の地金を繰り返し圧延機に通し、厚さ100分の1ミリほどに。そして、箔を挟む紙を替えながら何千回も繰り返し打ち、千分の1ミリにまで延ばす。さらに1万分の1ミリにまで打ち広げて、ようやく金箔として使える薄さに仕上げる。少しの息で飛んでいってしまうほどの薄い金箔は、昔ながらの竹製の道具を使い、数種類の大きさの正方形に裁断され台紙に挟んで、完成する。それぞれの工程は専門の職人が支えている。

映像:金沢ケーブル「なぜだか金澤~見つけて加賀・能登」

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