【4K動画】世界が認定、自然と共存する農林漁業:石川「能登の里山里海」

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自然と調和した農林漁業が古くから行われ、人々の営みが美しい景観をかたちづくる。石川県の北部、日本海に突き出た能登半島は「能登の里山里海」として2011年、日本で初めて国連食糧農業機関(FAO)から「世界農業遺産」に認定された。輪島市白米町にある棚田「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」は、その典型例だ。

塩田に海水をくみ上げる「揚浜式(あげはましき)製塩」も国内で唯一、珠洲市で続く。ミネラルたっぷりの天然塩は海外の料理人にも愛用される。山あいには、厳しい条件のなかでため池や防風林をつくり、稲作を行う山村風景がある。半島が湾をつくる内浦では冬の好天時、海からそのままそびえるような立山連峰が望める。人々の暮らしを支える里山里海はまた、観光資源でもある。

映像:金沢ケーブル「なぜだか金澤~見つけて加賀・能登」より

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