【4K動画】稲束を天日干し、うまいコメづくり:石川・能登「はざ干し」
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能登半島の山村ではコメの収穫時、刈り取った稲を束にして木の棚にかけ天日干しする光景が見られる。その棚を「はざ」と呼び、作業を「はざ干し」と言う。かつて日本の農村では、ありふれた秋の風物詩だったが、今は脱穀したもみを乾燥機にかけるのが主流だ。はざ干しは穂に包まれたもみを日光や風に当ててゆっくり水分を抜く。コメが割れたり食味が落ちたりするのを避けられ、うまいコメをつくることにつながる。
傾斜地が多く耕作条件の悪い能登の山村では人手が不足している。一方、棚田ボランティアらの支援活動が盛んで、はざ干しのような伝統農法を残そうとの意気込みがみられる。
映像:金沢ケーブル「なぜだか金澤~見つけて加賀・能登」より