【4K動画】400年前の物語が結ぶ「恋人の聖地」粟津温泉：石川県小松市

粟津温泉には、400年も前から伝わる恋物語がある。
温泉宿に奉公していた娘、お末はひそかに向かいの宿屋の奉公人・竹松に恋をした。ある夜、恋心をおさえきれず、屋根つたいに竹松の部屋へ向かったお末。ところがお末は途中で足をすべらせ軒下へ落ち、宿屋は大騒ぎに。これがきっかけでお末の想いが竹松に伝わり、ふたりはめでたく結ばれたという。

この恋物語が注目され、粟津温泉は石川県で最初の「恋人の聖地」認定となった。 粟津温泉には、幸せの鐘、祈りの小径（こみち）、岳山（だけやま）遊歩道などがあり、まさに恋人の聖地と呼ぶにふさわしい。 幸せの鐘は、1回鳴らすと「恋が見つかる」、3回鳴らすと「愛が深まる」、5回鳴らすと「あの頃の想いが蘇る」のだという。

映像：金沢ケーブル「なぜか金澤〜見つけて加賀・能登」より