【4K動画】前田利家が創建した前田家の菩提寺(ぼだいじ)「宝円寺」：石川県金沢市

金沢市の三大寺院群の1つ、小立野（こだつの）寺院群は、起伏にとんだ地形と点在する多くの寺社が歴史的な情緒を醸しだす、加賀前田家とゆかりの深い寺院群だ。

金沢城から続く小立野通りは、かつて城の石垣を築くための石を山から曳きだした道で、別名「石曳（いしびき）の道」と言われている。

「石曳の道」と兼六園が交わるあたりにあるのが「八坂（はっさか）」で、かつて付近に木こりの通う8つの坂があった名残の坂と言われ、土塀が続く坂の周辺にはいくつもの寺院が点在している。

その中の一宇、前田利家が創建した前田家の菩提寺（ぼだいじ）が宝円寺だ。

利家がかつて越前にいた頃、その地の僧、大透圭徐（だいとうけいじょ）和尚に厚く帰依（きえ）し、利家が能登の七尾へ移った際、和尚を越前から招き入れ、開祖とした。その後、利家が金沢城に入城し、宝円寺も金沢に移った。

映像：金沢ケーブル「なぜか金澤〜見つけて加賀・能登」より