【4K動画】キリコ祭で続く招待の風習「ヨバレ」:石川県七尾市石崎町
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石川県の能登半島一円では、夏の間、連夜のように「キリコ祭り」と呼ばれる灯籠神事が繰り広げられる。キリコとは神輿(みこし)の足もとを照らす御神燈「切子灯籠(きりことうろう)」のことで、豊作や大漁を願い、明かりを灯して練り歩く。江戸時代から続く伝統行事だ。
キリコ祭りでは「ヨバレ」という風習があり、各家庭で親戚や知人、仕事でお世話になっている人を招いて、この日のために特別に用意した祭り料理でもてなす。女性たちは、朝早くから準備に取りかかり、夕方までに支度を整える。膳を一緒に囲むことで、絆(きずな)を確認し、親睦を深める大切な場として、受け継がれている。
「能登のキリコ祭」は、1997(平成9)年、国の重記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選定された。
映像:金沢ケーブル「なぜだか金澤〜見つけて加賀・能登」より