【4K動画】地元・能登にこだわる世界一のジェラートマエストロ

アイスクリームの消費量が全国トップクラスの「アイス王国」石川県。

金沢市の隣、野々市（ののいち）市の住宅街の一角に人気のジェラート専門店「マルガージェラート」がある。「能登大納言（小豆）」や「能登の塩」など、地元の食材にこだわったジェラートを作っている。

「マルガージェラート」を経営する柴野大造さんは、石川県能登町の酪農家に生まれた。独学でジェラートづくりを始め、能登の良質な生乳とさまざまな食材をジェラートに仕立てる繊細な技術が認められ、国内外のコンテストで評価されるようになった。

2017年、イタリア最大規模のジェラートの祭典に出場。「パイナップル・セロリ・リンゴのソルベ」と題したジェラートで総合優勝し、アジア初の世界チャンピオンに。新鮮な野菜・果物を生のままプレスしてエキスを抽出、栄養価を丸ごと取り入れ、おいしいだけでなく、身体が喜ぶジェラートに仕立てた。

東京には出店せず、地元の素材で、地元でのジェラート作りにこだわる。店には県外からも、ここでしか味わえないジェラートを求めて連日多くの人たちがやってくる。

映像：金沢ケーブル「なぜだか金澤〜見つけて加賀・能登」より