【4K動画】ノドグロに甘鯛、初夏の鮮魚が並ぶ市民の台所:石川県金沢市上近江町
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日本海でも有数の好漁場に恵まれた石川県は季節ごとに多くの種類の魚が水揚げされる。6月は甘エビ、しまエビ、紅ズワイガニ、カレイ、真鯛に加え、高級魚として知られる甘鯛、ノドグロなど。
水揚げされた鮮魚が並ぶ「近江町市場」は、狭い小路をはさんで約170店が軒を連ね、「金沢市民の台所」として親しまれている。市場の歴史は古く、市内を流れる犀川(さいがわ)と浅野川の川べりのあちこちに立っていた市を、加賀藩が金沢城に近い現在の場所に集めたのが始まりと言われる。1721年の開場から300年以上の歴史を有する。
江戸時代は加賀藩御用達の市場として栄え、明治時代になると、卸売・仲卸・小売りの多種多様な店舗が軒を連ねるようになり、「市民の台所」として発展。現在は、卸売市場は別の場所に移り、近江町市場は生鮮品から、生花、衣類など日々の生活にまつわるあらゆるものを販売する小売店を中心とする市場となった。
場内には「今が旬だよ!」「新鮮だよ!」の声が響き、活気があふれている。
映像提供:金沢ケーブル『なぜだか金澤 見つけて加賀・能登』
テキスト作成:ニッポンドットコム編集部