【4K動画】とろける脂にうっとり: 「白身の王様」ノドグロ

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豊かな海の幸に恵まれる金沢で、特に人気が高いのが「ノドグロ」。赤い大きな鱗(うろこ)に、ギョロっと光る目玉の愛嬌(あいきょう)ある姿だが、濃厚な味わいと舌の上でとろける脂は絶品で、「白身の王様」とも呼ばれる。

正式名は「アカムツ」。日本海側の各地では、喉の奥が墨を塗ったように黒いことにちなんで「ノドグロ」の愛称で親しまれている。高級魚としての知名度が高まるにつれ、最近では「ノドグロ」の名も全国区になりつつある。

食べ方はさまざま。刺身は肉厚で歯応えのある身をそのまま楽しめる。能登地方伝統の魚醤(ぎょしょう)「いしる」を使ったしゃぶしゃぶは、サッと出汁(だし)にくぐらせてレアで食べるのがおすすめ。シンプルな塩焼きは、パリっとした皮目からしみ出る脂の甘さが引き立って、思わずうっとり。

映像提供:金沢ケーブル『なぜだか金澤 見つけて加賀・能登』
テキスト作成:ニッポンドットコム編集部

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