【動画】小学生が近くの清流で生き物観察:長野県須坂市

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「こんな魚取れたよ!」「これがトンボの幼虫なの?」-子供たちの歓声が川辺に響き渡る。長野県北部の須坂市立高甫(たかほ)小学校は、夏休みなると近くの鮎川で水生生物観察会を行う。身近な自然に親しみ、環境保全や生物の多様性に関心を持ってもらおうと、高甫地域公民館を拠点に活動する自治組織「高甫地域づくり推進委員会」の協力を得て、小学3年生を対象に実施している。

川遊びを兼ねた課外活動を楽しみにしていた子供たちは、昆虫採集用の網や魚取り用の「タモ網」を手に集合。水泳用のゴーグルをかけて川に飛び込んだり、岸辺の草をかき分けたりして、獲物を狙う。採取した虫や魚は手づかみで食品用トレーや水槽に移し、それぞれの動きを観察する。箱メガネで川底をのぞき、小さな生き物を追う子も。

児童は地域づくり推進委員会のメンバーに見守られながら、思い思いに夏の一日を楽しむ。都会の子供には得られない地域交流の場でもある。

映像:Goolight「北信濃の美景」より

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