【4K動画】1300年以上前からの交通の要衝だった東海道五十三次「関宿」:三重県亀山市関町

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三重県亀山市関町。町の名は、『日本書紀』にも登場する鈴鹿関(すずかのせき)が置かれていたことに由来する。鈴鹿関は、畿内(朝廷とその周辺)防衛のため古代の法律である律令に基づいて設置され、越前愛発関(えちぜんあらちのせき/福井県)、美濃不破関(みのふわのせき/岐阜県)とあわせて古代三関(こだいさんげん)と呼ばれる。

江戸時代には東海道47番目の宿場町として、参勤交代や伊勢参詣の人々が行き交いにぎわった。今でも、およそ1.8キロメートルの街道沿いに、江戸時代に建てられた古い町屋が並んでいる。

関宿は東海道で唯一、往時の町並みを色濃く残していることから、1984(昭和59)年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。

映像:ZTV「和菓子のある風景 関宿深川屋」より

映像中の浮世絵:広重『東海道五拾三次之内 関 本陣早立(保永堂版)』亀山市歴史博物館所蔵

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