【4K動画】愛嬌ある顔のおたふくまんじゅう:専修寺門前町の岡田屋―三重県津市

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浄土真宗高田派の本山、専修寺(せんじゅじ)の門前町である津市一身田の和洋菓子 岡田屋は1868年創業。名物は、愛嬌のあるお多福の顔が焼印されたおたふくまんじゅう。

もともと、どこを切っても「お多福」の顔が現れる「おたやん飴(あめ)」を販売していたが、夏場は飴が溶けやすいため、4代目がまんじゅうにお多福の焼印をつけて販売するようになった。

北海道産の小豆を使った上品な甘さの餡(あん)を、国産の米粉を配合してモチモチと柔らかい食感に仕上げた皮で包み蒸し上げる。焼き印を押すと香ばしい香りがただよう。仕上げに頬を赤く塗って、愛嬌のある顔に。白い皮の粒餡、茶色い皮のこし餡の2種類。

高田本山参拝のみやげ物としてはもちろん、地元では普段使いとしても、愛されている。

映像:ZTV「和菓子のある風景~津市一身田 岡田屋~」より

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