【動画】飾り巻きずし[クマ編]:かわいく、おいしく作るコツ

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カラフルな酢飯と食材でイメージを具現化

2018年度巻寿司大使の八幡名子さんの「飾り巻きずし」は、まず出来上がりの図柄をイメージして、ノリを輪郭線に見立て、色を付けた酢飯やカラフルな食材で線の内側を形作っていく。

クマの口周りとなるチーズ入りかまぼこ。ノリを巻くことで輪郭がはっきりする

[お魚編]ではターメリックで黄色にしたが、今回のクマの顔はおかか(かつお節)を酢飯に混ぜ込んで茶色に色付けた。ピンクはさくらでんぶ、オレンジ色はトマトソース、紫色はゆかり(=赤シソを乾燥させたふりかけ)で、グレーはすりゴマを混ぜるなどなど、お手軽な材料でカラーバリエーションが広がる。

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おかかを混ぜた茶色の酢飯で、チーズ入りかまぼこを巻く。右にあるのは耳部分となる、おかかの細巻きを半分に切ったもの

また、ノリの上に、ゆでて固く絞ったホウレンソウを薄く広げたり、薄焼きの卵焼きを重ねたりすれば、黒一色で単調になりがちな輪郭線にも彩りが加わる。

巻き込む具材も、ブロッコリー、ニンジン、パプリカなど色味のはっきりした野菜や白と赤のツートンになるカニかまぼこを使うとさらにカラフルな世界が広がる。切り口がまん丸になるスティックチーズや魚肉ソーセージなどもパーツとして使い勝手がいい。クマの口周りをかわいらしく表現するために、肌色にオレンジ色のチーズがアクセントとなるチーズ入りかまぼこをチョイスした。

耳と顔部分を合体させやすいように、逆さに作業する

余白部分を白い酢飯で埋めていくことで、主役のクマが浮き立つ

ちょっとした工夫で美しい巻きずしに

せっかくの力作も断面が美しく出なければ台無し。キレイにノリを切るコツは、包丁を湿らせること。1切れカットするごとに、包丁の面に着いたでんぷん質をぬれ布巾で丁寧に拭き取り、刃先に水を伝わらせる。このひと手間で、切り口の美しさが格段にアップする。

軽く湿らせた包丁で切ることで、美しい断面が生まれる

動物や子どもの顔などの目や口などはカット後にノリや、黒ゴマ、豆粒などで表現する。目を入れると、命が吹き込まれたように生き生きとしてくるのが不思議。クマの目には黒千石大豆を炒ったものを使ったが、「これを使わなければいけない」というルールはない。市販の煮豆などスーパーで簡単に手に入るもので代用してもいい。丸く型抜きしたスライスチーズに一回り小さく切ったノリを重ねるとギョロリとした目になり表情豊かな顔が作れる。

黒千石大豆の目を置いた後、小さくカットしたノリで口と鼻を作る

あると便利な道具は方眼タイプのまな板シート。具材の長さをそろえて切ったり、完成した巻きずしを等分にカットしたりする時に便利。100円ショップで取り扱っているところもある。キッチン用の計量器で酢飯を計れば、太さの調整も簡単だ。巻きずしに必須の巻きすも100円ショップで取り扱われる。

材料
  • ノリ
  • チーズ入りかまぼこ
  • 酢飯(おかか入り)
  • 黒大豆(黒千石大豆を炒ったもの)

※詳しい作り方は動画でご覧ください

目の位置や口の形によって、笑顔にも泣き顔にもなるクマ巻きずし

取材・文・写真=ニッポンドットコム編集部
動画=野口 香織
(バナー写真=飾り巻き寿司1級インストラクターで、2018年度の巻寿司大使も務める八幡名子さん

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