日銀が11年ぶりに 景気判断引き下げ
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新型コロナウイルスの感染拡大で、全地域の景気判断を引き下げた。
日銀は、3カ月に1度行っている支店長会議を、感染防止のため、初めてテレビ会議で開き、「さくらレポート(地域経済報告)」を取りまとめた。
それによると、全国9地域すべてで、これまでの「緩やかに拡大している」や「回復している」といった景気判断から、「弱い動き」や「下押し圧力の強い状態」などといった判断に下方修正した。
全地域で景気判断を引き下げるのは、リーマンショック後の2009年1月以来、およそ11年ぶり。
新型コロナウイルスの感染拡大により、個人消費や企業の生産が急速に落ち込み、日銀は「地域経済に甚大な影響を及ぼしている」としている。
(FNNプライムオンライン4月9日掲載。元記事はこちら)
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