医療現場 厳しい状況続く 墨東病院で23人感染

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新型コロナウイルスの感染者を受け入れる病院では、厳しい状況が続いている。

東京・墨田区の都立墨東病院は、患者や看護師など23人が感染したため、20日から新規の入院や外来の受け入れを順次中止する。

墨東病院で感染が確認された23人は、感染症専用病棟とは異なる一般病棟で入院や勤務をしていた。

このため、墨東病院は、20日から新規の入院や外来の受け入れ、そして緊急ではない手術を順次中止し、新型コロナウイルスの感染者の受け入れは継続する。

一方、東京医科歯科大学附属病院の副院長は、感染者がこのままのペースで増えた場合の医療崩壊への危機感をあらわにしている。

東京医科歯科大学附属病院・小池竜司副院長「今のペースで続くだけでも(病院の)キャパシティーは超えてしまうと思う。われわれが(感染し)倒れたら、病院の機能も倒れる」

病院では、ほかの病気の診療を減らし、感染患者の治療を優先している。

小池竜司副院長「(医療スタッフは)肉体的な疲労以上に精神的な疲労がただならない。防護服の着用と着脱を神経を使いながらやらないといけないので、(患者)1人にかかる手間は通常の診療の何倍も必要になる。今までやっていた一般的な診療は半分以下に縮小している」

小池副院長は、医療従事者の感染が医療崩壊を招くとして、病院スタッフ専用の宿泊施設の確保も必要だと訴えている。

(FNNプライムオンライン4月20日掲載。元記事はこちら

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