退院後の“コロナ差別”なくして 風潮に「残念」

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新型コロナウイルスに感染し、24日に退院した男性が「感染者に対する差別をなくしてほしい」と訴えた。

新型コロナウイルスに感染した小島大補さん(37)「死んじゃうんじゃないかという恐怖と、(誰かに)感染を広げていないかという不安。何よりも一番つらかった」

埼玉県内の病院に4月10日から入院していた小島大補さん(37)。

ぶり返す熱や、肺炎の症状により、入院はおよそ2週間に及んだ。

そして24日、小島さんに医師からうれしい知らせが。

医師「退院が可能になります」
小島さん「はい」

2回にわたるPCR検査で陰性だった小島さんは、24日に退院し帰宅した。

小島さん「病気の最中は病院の方が安心だと思っていたが、家に帰ってくると全然違う。ベランダに出たりとか、同じ部屋にずっといなくて良いので。子どもとかは喜んでいて、ガンガンくっつかれましたね」

安心したのもつかの間、小島さんの周囲からは、感染者が出たことを心配するような声が聞かれ、複雑な気持ちになったという。

小島さん「“風評被害を避けるために(感染者が出たことを)口外しないでください”そういうのがあった。僕が想像していたコロナ差別っていうのが、ちょっと始まっているんじゃないかな」

感染者や周囲への差別は絶対にあってはならないと小島さんは訴える。

小島さん「誰がなるかわからないような病気に対して、差別的な雰囲気、風潮があるというのは残念に思う。(退院して)帰ってきた時には、『おめでとう、おかえり』って言えるようになると一番いいのかな」

(FNNプライムオンライン4月27日掲載。元記事はこちら

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