空いた駐車場が野菜の直売所に コロナ乗り切る「3つのメリット」

経済・ビジネス

スーパーの3密回避にも役立つことが期待される、空いている駐車場の活用策に迫った。

大根やトマトなど、新鮮な野菜が並ぶのは、住宅の脇にある駐車場。

ここは、駐車場予約アプリを運営する「akippa」と、直売所の検索サービスを提供する「YACYBER」がタッグを組んで、27日からスタートした野菜の直売所。

予約購入した人「トマトとキュウリとレタス。(YACYBERのウェブサイトで)予約をして、取りに来た感じ」

利用客は、野菜をウェブサイト上で購入し、時間を予約して受け取るが、予約なしでも、QR決済を使い、その場で購入することもできる。

駐車場を活用したこの直売所。

実は、昨今問題になっているスーパーの3密解消に役立つのではと期待されている。

akippa広報マネージャー・石川絢子さん「外出自粛などで使われてない駐車場もあったので、そういったスペースを活用して、野菜を販売していただくことができれば、“密”も回避できるし、おいしいお野菜も食べていただけるかなと。駐車場オーナーも収益にしていただければ、生活の足しにしてもらえるかなと思うので」

野菜は、生産農家が直接運んでくる。

並べられたのは、茨城で収穫された、みずみずしい大根。
実は、破棄されるかもしれなかった野菜。

新型コロナウイルスの影響で、レストランなどからキャンセルが増え、売り先に困っていたのだという。

鈴木農園・鈴木弘晃さん「多いところだと、(取引先から)1カ月程度注文いただいてないので、多分50~60万円くらいは、今月売り上げは減かなと思う。破棄してしまうことになれば、一番農家としてはつらい。なので、少しでも、こういうふうに売り先があれば、とても助かる」

生産者の声を受け、発案からわずか4日というスピードで実現にこぎつけたこの取り組み。

利用客からは、「(スーパーは)行きづらい感じはあるので、買いにくいというか。(ここなら)とても買いやすいと思う。お店に入らないで、こういう状況で買い物ができるのは、ありがたいなと思う」といった声が聞かれた。

スーパーの3密回避を狙った、空き駐車場の活用。

今後は、改善していきながら無人化し、関東、関西で100カ所設置を目指したいとしている。

YACYBER・唐澤太郎代表取締役社長「需要はあるのかなとすごく感じている。直売所って、意外と都内でもかたまった地域にあったりするが、それをakippaさんと組んで分散させてもらうことで、よりいっそう生産者さんの商品は売れていくと。(実際に)見て止まってくれる人も多かったので、定着すると、広く拡大できるのではないかと」

(FNNプライムオンライン4月29日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

野菜 FNNニュース COVID-19 新型コロナウイルス 新型コロナ 経済 影響・対策