小1・小6・中3が優先登校? 学校再開 各家庭で明暗も

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学校の再開をめぐり、学年別に登校させる案が浮上。

教育現場には、早くも戸惑いが広がっている。

コロナ危機にともなう臨時休校の通知から2カ月。

大型連休が終わる5月6日までだった休校に延長の動きが。

中学3年生の母親「このままもし再開しても、(感染が)子どもに広がるおそれがあるので、ある程度は大丈夫となってから再開したほうがいい」

小1と小5の母親「子どもは食べ盛りなので、給食だと(食費が)数千円で済んでいたのが、1万~2万円くらい上がっちゃっています」

目まぐるしく変化する教育の在り方に、東京・葛飾区の公立中学校では4月30日...。

教師「6日までが臨時休業の期間だったんですけど、それが7日から10日まで延長されるという通知です」

区の教育委員会から届いた、休校延長通知。

教育現場は、新たな対応を迫られている。

さらに、文部科学省は、学校再開する場合も感染リスクを避けるため、学年別の登校を検討していることがわかった。

入学直後の小学校1年や、受験を控えた6年生、中学校3年生を優先させる方向のようだが...。

小学1年と6年の母「うちは小1と小6なのでありがたいんですけど、受験とかある子も多いと思うので、行かせてあげたらいいかなとは思います」

小学2年の母「安全が確保されていない中で、1年生と6年生と中学3年生だけ行かせる意味があるのか」

小学6年生「小さい子たちが我慢しなきゃいけないのは差別だと思います」

長引く休校で先が見通せない状況に、現場は揺れ続けている。

休校通知が届いた葛飾区の新宿中学校では、5月6日までの休校期間中の課題として、プリントや副教材、動画での教材配信などを行い、対応してきた。

しかし...。

葛飾区立新宿中学校 中学3年の担任「手探りの中でやってはいるんですけど、なかなか追いつかない状態」

その先に懸念することは...。

葛飾区立新宿中学校 沢田秀夫校長「これ以上延びた場合は、かなり行事をなくしていくことをしないと、非常に厳しい。(1学期の)運動会はもうすでに延期でなくなる。文化祭もなくなる、移動教室もなくなる、子どもたちにとってはとてもかわいそう」

さらに、検討されている学年別の登校再開については...。

葛飾区立新宿中学校 沢田秀夫校長「反対ですね。困っているのは中学3年生だけではない。やはり公平性が一番重要。時間を区切ってでも学年全体を平等に学校に来させる時間を提供してあげるのが一番大事」

萩生田文科相は、5月1日までに学校再開に向けた指針を公表する方針を示した。

教育現場の不安は解消されるのか。

(FNNプライムオンライン4月30日掲載。元記事はこちら

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