上皇さま「退位から1年」 美智子さまと“ご夫婦の時間”

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ちょうど1年前の2019年4月30日、およそ200年ぶりの退位による皇位継承にともない、行われた「退位礼正殿の儀」。

上皇さま(2019年4月)「即位から30年、これまでの天皇としての務めを国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に心から感謝します」

上皇さまは、天皇として最後のおことばを述べ、30年余りの務めに終止符を打たれた。

フジテレビ社会部宮内庁担当・宮崎千歳記者「今は、新しい天皇皇后両陛下を信頼して、新しい時代を本当に静かに見守られていると思います。体調は万全とはいえない中、本当に支え合いながら、ご夫婦の時間というのを、大切に静かにお過ごしになっているとうかがっています」

退位後は、上皇后の美智子さまとともに、コンサートや展覧会などに足を運んだり、夏にはお2人が出会った思い出の地、長野県の軽井沢などで静養された。

軽井沢会 テニス部委員会・諸戸清郎委員長「今までとは違った思いで来られて、少しはお気楽に来られているのかなという印象はありました」

ご体調面では心配な出来事も。

上皇さまは、強い脳貧血や一時意識を失われるなどの症状が見られた。

美智子さまは、2019年6月に白内障の手術。
9月には、初期の乳がんの摘出手術を受けられ、体重の減少が続いた。

2020年1月2日に行われた新年一般参賀では、お代替わり後、初めて天皇陛下とともに、公の場に出て、陛下のあいさつを笑顔で見守られた。

3月には、思い出の詰まった皇居から仮住まいとなる東京・港区の仙洞仮御所へ。
マスク姿の住民たちが静かに出迎えた。

近隣住民の女性「ご苦労なさったから、みんなあんまり騒がないで、ゆっくりしていただきたいなと。環境もいいし」

また、近所にある老舗の和菓子店「松島屋」(東京・高輪)では...。

「松島屋」文屋弘さん「豆大福が100個くらい、注文いただきました。本当にうれしくて、すぐに直接食べていただくことはないかもしれないですけど、万が一、お口に入るようだったら、ありがたいなと」

一方で、上皇ご夫妻は今、新型コロナウイルスの感染拡大に心を痛められているという。

フジテレビ社会部宮内庁担当・宮崎千歳記者「ご自身も予防に務めて、外出を控えてお過ごしになっていて、また、周囲の職員に対しても、『皆さん大丈夫ですか?』とお声をかけられて、周りの職員がきちんと休みを取って、健康を保てるように気遣われているとうかがっています」

住まいを移されてから1カ月。
上皇ご夫妻は、感染拡大を案じながら、静かに過ごされているという。

(FNNプライムオンライン4月30日掲載。元記事はこちら

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