パン焼きブームで高額転売も ドライイースト ある母の訴え

暮らし

外出自粛による巣ごもり需要で起きた新たなブーム。

自宅でパンを焼く人たちが増えている。

自宅にいる時間が長くなったぶん、時間のかかる料理に挑戦する機会が増えたことが、その理由。

実際、料理のレシピ投稿検索サービスの「クックパッド」では、2020年3月から、手作りパンの検索頻度が増え始め、4月になると巣ごもりが始まる前の2月と比べて、およそ2.4倍まで急増している。

お菓子やパンの材料などの専門店を訪ねると。

富澤商店玉川高島屋店・井田篤店長「非常によく売れていまして、昨年と比べると2倍から3倍の売り上げになっております」

パンを作るには欠かせない材料の一つ「ドライイースト」。

店頭には並んでいるが、このパン焼きブームにより意外な影響が出ていた。

ドライイーストは、お店だと1袋30円前後で買えるが、あるサイトだと2袋390円で出品されている。

ドライイーストがネット上で大量に転売されていた。

中には、店頭価格の2倍から8倍という高額なものも。

ほかのサイトでも同様の状態になっている。

ツイッターには、「牛乳アレルギーある娘がいるので、パンは家で焼いているわけですが、ドライイースト買い占めて転売してる方は本当にやめていただきたい...遊びで焼いてるんじゃないんです...」と切実な投稿が。

こう訴えるのは、1歳の娘を持つ母親。

娘さんのアレルギー治療として、ほぼ毎日一定量のパンを食べさせるよう医師から指導されていて、そのため自宅でパンを焼く必要があるという。

ブームに乗じた高額転売の現状について、「思わぬものが誰かの命や健康を支えている可能性があります。マスクのようなやり方では、モグラたたきになります。根本的な対策がとられることを期待しています」と訴えた。

(FNNプライムオンライン5月5日掲載。元記事はこちら

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