「この病気は怖い...」 妹2人を亡くし遺族が語る「恐怖と悲しみ」

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新型コロナウイルスに感染して亡くなった、声楽家の女性とその妹。
2人の兄がFNNのインタビューに応じ、突然の別れに悔しさを滲ませた。

2人の妹を亡くした末(すえ)利光さん「こういう形で亡くなっていくというのが、僕は許せない、かわいそうで。悪い病気ですねえ、うん」

末利光さんの妹・末芳枝さん(83)は、東京都内で90歳の姉と79歳の妹と一緒に暮らしていたが、3人とも新型コロナウイルスに感染し、芳枝さんと妹は亡くなり、姉は入院したまま。

声楽家として知られ、日本発声声楽学会の会長も務めるなど活躍した芳枝さんは、亡くなる3日ほど前、利光さんとの最後の電話でこう話したという。

利光さん「人工呼吸器は嫌だと。一生鍛えてきた歌手としての喉がある。喉だけは一生歌って、歌い続けた証拠を残したいと言いましたね」

芳枝さんは人工呼吸器をつけることなく、4日前に亡くなった妹を追うように、入院から10日たたずに、4月27日、この世を去った。

利光さん「これが下の妹のもので、芳枝のものがまだ返ってこない。とにかく、1カ月は開けないで置いておいてくれと」

妹の携帯電話や財布などは箱の中に密閉された状態で戻ってきたものの、1カ月程度は開けないように言われているという。

利光さん「かわいそうですね、うん、家に帰ってきたのに触れないんですからね」

利光さんは、2人の火葬にも立ち会えず、葬儀もできていない。

利光さん「この病気はこわいですね。こんなことって世の中に二度とあっちゃいけないですね」

(FNNプライムオンライン5月7日掲載。元記事はこちら

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