検察庁法改正案めぐり 与野党対立続く見通し

政治・外交

検察官の定年延長を可能にする検察庁法改正案をめぐり、与党は、15日午後にも、衆議院内閣委員会で採決に踏み切る方針だったが、野党の抵抗により、採決は来週以降に持ち越された。

内閣委員会で野党側は、森法相に内閣の判断で検察幹部の定年を延長するなどの特例の基準を明確にするよう求めた。

国民民主党・後藤祐一議員「(特例の)具体的な基準は、どんなイメージですか」

森法相「人事院規則が定まるのを待って、それに準じる形で作ってまいります」

国民民主党・後藤祐一議員「それがどういうイメージか説明してくださいと言ってるんです」

森法相「新たな人事院規則ができてない段階で説明することが大変困難なんですが、適切により具体的な要件を定めるよう検討を進めてまいります」

国民民主党・後藤祐一議員「この委員会では、具体的なイメージは答弁できないということですね」

質疑後、与党は理事会で法案の採決を提案したが、野党は応じなかった。

さらに、立憲民主党など野党4党が、法案を担当する武田行革担当相への不信任決議案を提出したため、採決は来週以降に持ち越された。

自民党・森山国対委員長「実質、委員会が止まってしまう、所管大臣の不信任案が出されたことは、私にとっては極めて遺憾なことであります」

立憲民主党・安住国対委員長「まだいろいろんなこと考えないといけないと思います。わたしなりに経験してきたことあらゆることは全て出しても、なんとか阻止したいと思っています」

与党は、来週、武田大臣の不信任案を否決したうえで衆議院通過を目指す方針だが、野党は、内閣委員長の解任決議案などの提出も検討していて、与野党の対立が続く見通し。

(FNNプライムオンライン5月15日掲載。元記事はこちら

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