戻る日常「新しくない」!? 銀座で 大阪で 京都で...

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新しい日常のはずが、新しくない日常に。

いつものにぎわいが戻っていることに、警戒感が高まっている。

東京都内にある書店「藤乃屋書店」。

大人気漫画「鬼滅の刃」が最終回を迎え、連載している「週刊少年ジャンプ」を買い求める人の姿があった。

営業を再開する書店も増え、趣味に興じる余裕も出始めている。

18日、東京都内で新たに確認された感染者は10人。

外出自粛などの効果が出始める中、市民に求められるのは、新しい生活様式。

しかし、行楽日和となった17日の東京では、不安を抱かせる光景が。

一時は全く人通りがなかった東京・浅草の仲見世通り。

しかし、17日は、観光客の姿が戻っていた。

東京・原宿にも、人の波ができていた。

街の人(40代)「子どもたちも含めて、3人とも髪を切りに。月末で解除されたら、学校とかも始まるので、それまできれいにしておこうかなと」

原宿を通る、地下鉄明治神宮駅前付近の人の流れの映像。

画面の左、10日と比べると、かなり増えているのがわかる。

中には、行列ができている店も。

なぜ、たこ焼きに人が殺到したのか。

街の人(30代)「お店がやっているかどうか見ようと思っていたが、あまりやってなさそうだよね」

原宿では、今もほとんどの店が休業中。

そのため、開店している店に多くの人が押し寄せる現象が起きていた。

一方、買い物袋を手にする人が多く見られたのが銀座。

人出は、やはり10日よりも増えていた。

中には、こう話す人も。

街の人(60代)「閉店しているばっかりの銀座、見ておこうかなと。感染者も数が減って、緩んでいますよね、自分自身も」

17日午後3時時点の銀座の人出は、感染拡大前に比べ、70.9%減少。

しかし、10日と比べると、およそ4ポイント増加していた。

公表されている全国94地点のうち、9割以上で、1週間前より人出が増えていた。

こうした状況で、東京を含め、8つの都道府県で継続中の緊急事態宣言は、いつ解除されるのか。

政府は、特定警戒都道府県の新規の感染者数が減少していることを前向きに評価。

その一方、この週末の外出自粛の緩みを警戒していて、21日をめどに、緊急事態宣言を解除できるか、慎重に判断する方針。

政府関係者「今週はいいけど、月末にかけて都内の数字がどう出てくるかというところを見ていかないといけない」

政府関係者も懸念する、感染の第2波。

そのときに備え、検査態勢の拡充が急がれる中、北海道大学病院で進められている研究が、唾液を使ったPCR検査。

北大血液内科・豊嶋崇徳教授「たんを取る容器なんですけど、こういったものに唾を吐いていただいて、ふたをして提出する」

現在のPCR検査で主流となっているのは、鼻の奥の粘液を綿棒でとる方法。

しかし、採取中のくしゃみなどで飛まつを浴びる危険がある。

一方、唾液による採取は人の手を借りずにできるため、医療スタッフの感染リスクを大幅に減らしながら検査の数を増やすことができるという。

北大血液内科・豊嶋崇徳教授「開業医だって、今までは感染が怖くて防護服がなくてできなかったけど、こういうアクセスが広がっていく可能性もある」

唾液を使ったPCR検査について、厚生労働省は、早ければ5月中にも承認する方針。

(FNNプライムオンライン5月18日掲載。元記事はこちら

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