「入店断られた」神奈川の病院長が語る医療従事者への偏見の実態 地域住民から感謝のプレゼントも

社会 医療・健康

新型コロナウイルスの感染者の治療にあたっている神奈川県内の基幹病院がFNNの取材に応じ、医療従事者に向けられた差別や偏見の実態について語った。

新型コロナウイルスの患者を前に、せわしなく治療にあたる医療従事者。

横須賀共済病院では、新型コロナウイルスと懸命に闘うスタッフから、病院の外で不当な差別を受けたとの声が上がっている。

長堀薫院長「髪を切りに行ったら、入店を断られた」

こうした心ない差別のまなざしは、医療従事者本人だけでなく、家族にも向けられているという。

長堀薫院長「『保育所でいじめられた』とか、病院勤務者なので、旦那さんが会社で濃厚接触者と判断され、2週間休めと言われた」

病院の中でも外でも緊張を強いられている医療従事者の心を救ったのは、やはり地域の人たちの温かさだった。

いづみや・木村良さん「医療従事者の方が頑張ってくださってこその生活。元気を出してもらえれば」

コロナで売り上げが落ち込んだ地元の和菓子店が、140個の和菓子を病院に寄付した。

長堀薫院長「心温まるプレゼントをいただいて、地域とつながっているんだなと」

一方、和菓子店にも、病院から思いがけないプレゼントが届いた。

いづみや・木村良さん「目の前で生命そのものと向き合っている医療従事者が、こんな笑顔でお返ししてくれるんだったら、泣き言ばかり言っていられない」

地域の人々の命を守るこの病院は、地域住民と励まし合って、未知のウイルスとの闘いを共に乗り越えようとしている。

(FNNプライムオンライン5月20日掲載。元記事はこちら

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