特定警戒でも「人通り増えた」 解除前なのに...不要不急?

社会 暮らし

緊急事態宣言が継続している8つの都道府県について、21日、解除の可否が判断される。

しかし、解除された地域でも、まだ解除されていない地域でも、人出が増加している。

本当に大丈夫なのか。

20日朝に行われた全国知事会の緊急テレビ会議。

東京都の小池知事は「これは“オールジャパン”の問題であって、特定地域の問題というふうに示すのはいかがなものかと」と述べた。

新型コロナウイルス対策は、引き続き“オールジャパン”で取り組むべき問題との考えを強調した。

政府は21日、緊急事態宣言が出ている8つの都道府県のうち、新規感染者が大幅に減少している京都、大阪、兵庫については宣言を解除する方針。

一方で、東京や北海道などについては、基準に達しておらず、21日の解除は見送られるとの見方が強まっている。

しかし、街では今、警戒の緩みが懸念される事態も。

21日の宣言解除は見送られる見通しの東京都。

20日、渋谷駅前では...。

いつもは多くの人が待ち合わせをするハチ公前のベンチにも人の姿はない。

待ち合わせのシンボル・忠犬ハチ公も、なんだか寂しそう。

仕事で来た会社員(80代)「早く(緊急事態宣言を)解除してもらいたいですよ」

家族の用事で来た大学生(20代)「久しぶりに来て、やっぱり人は少ない。緩んではいけないというふうに思う」

NTTドコモの調査によると、19日午後3時の人出は、感染拡大前と比べて、東京駅で70%減。

減少幅の縮小は見られるものの、出勤などでの外出の抑制が続いているのがわかる。

東京都と同じく、21日の解除を見送られそうな神奈川県。

20日、横浜中華街に向かってみると、やはり人通りはまばらなまま。
休業している店も数多く見られた。

そうした中、ほっかほかの湯気が食欲をそそるブタまんが名物の店「江戸清」は、感染症対策を徹底しながら、必死に営業を続けていた。

ブタまん江戸清・霧生芳之店長「非常に厳しい状況が続いていますので、できる限りの対応をして、来ていただいたお客さまに、最高の肉まん、ブタまんを提供することを使命にやっていきたい」

一方で、ひと足早く宣言が解除された地域でも、心配な問題が。

緊急事態宣言が先週14日に解除された沖縄県。

那覇市のメインストリート・国際通りでは、感染拡大前と比べて、人出の減少が16.7%にとどまった。

ところが20日、実際に訪れてみると、人通りはまばら。
さらに、今も多くの店がシャッターを閉めたまま。

営業していた土産物店で話を聞いた。

那覇市の土産物屋の店員「修学旅行生も全然いなくなってるんで、早く国際通りがにぎやかになることを願っています」

街の活気を待ち望むこうした声の一方、21日の宣言解除が見送りとなりそうな首都圏の警戒エリアにも、19日の人出が感染拡大前と比べて、マイナス40%台と縮小が目立つ地域が。

20日、そのうちの1つ、神奈川・川崎駅前に行ってみると、確かに多くの市民が。

50代女性「元に戻ってきたなって感じ。(継続してても)こんだけ外に出てるってことは、また21日以降も今月いっぱいまでって言っても(状況は)変わらないと思います」

20代女性「解除してしまうと心配な部分もあるので、(緊急事態宣言は)そのままがいいかなと思う」

(FNNプライムオンライン5月20日掲載。元記事はこちら

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