黒川検事長が辞意固める 「事実なら辞任すべき」

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東京高等検察庁の黒川検事長が5月、賭けマージャンをした疑惑が報じられたことを受け、黒川検事長は21日、辞任する意向を固めた。

野党だけでなく政府・与党内にも黒川氏を擁護する声はなく、辞任は当然だという意見が大勢。

安倍首相「法務省において事実関係を確認していると思うが、まだ何も報告を受けていない」

黒川検事長をめぐっては、5月、外出自粛要請が続く中で、新聞記者らと賭けマージャンをした疑いがあると週刊文春が報じ、与野党からは、「報道が事実であれば、黒川氏は直ちに辞任すべきだ」との声が一斉に上がっていた。

関係者によると、黒川氏は賭けマージャンの事実を認めたという。

また、20日夕方には、安倍首相と菅官房長官らが急きょ対応を協議し、「事実なら辞任は避けられない」との認識で一致していたこともわかった。

検察庁を所管する森法相は、夕方にも首相官邸で安倍首相と会談することにしている。

辞任で今後、安倍政権にはどのような影響が出るのか。

黒川氏の辞任は検察官の定年を延長する法案の今の国会での成立断念に続く失点のため、政権へのダメージは大きいといえる。

野党側は、法案の審議でも、定年の延長が閣議決定された黒川氏の扱いを取り上げ、「政権に近い黒川氏の定年延長を、後づけで正当化するための法案だ」などと反発し、成立断念に追い込んだ。

政府は、黒川氏を検察庁に必要不可欠な存在と位置づけてきただけに、この判断の是非が、今後、厳しく問われることになる。

(FNNプライムオンライン5月21日掲載。元記事はこちら

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