「夫とはとっくに心もディスタンス」道路脇の看板が話題…製作者に狙いを聞いた

社会

  • 宮城県仙台市の道路に設置されたユニークな看板が話題
  • 製作者「世間がピリピリしていている中、少しでも笑ってほしかった」
  • 製作者のご家庭の“ディスタンス”も聞いてみた

仙台にある道路脇の看板が話題

自動車を運転していると、目に入ってくるのは看板や標識。そんな道路に設置された、クスッと笑えて、ちょっと不思議な看板がTwitterで話題となっている。

まずはこちらを見てほしい。
 

誰だよこんな看板出したのは(笑)

このコメントとともに投稿された看板の画像には「妻とはちょうどほどよいディスタンス」「夫とはとっくに心もディスタンス」との文字が見える。

新型コロナウイルス関連でよく話題となる「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」という語句をユーモア溢れる形で用いている。このユニークな看板が設置されているのは、宮城県仙台市泉区根白石町の道路脇だ。


上智大学アジア文化研究所共同研究所員の「Sebastiano Tazawa」(@vigosebagenova)さんがTwitterに投稿したことで注目を集め、約3万8千件のリツイート、約12万8千のいいねがつき、話題となっている。(6月15日現在)

Twitterユーザーからは「妻と夫の温度差がすごい」「運転しながら笑いそう」などの声があがるほど、ユニークなこの看板。

なぜ作ったのだろうか?そして交通安全や地域PRなどとは関係のない、このような文言にしたのだろうか? 看板を制作した「高長商店」の店主・高橋長也さんにお話を伺った。

「世間がピリピリしている中、少しでも笑って欲しかった」

ーーなぜ作ろうと思った?

元々は地域のPRのために看板を設置しました。看板が設置された道路は宮城県仙台市根白石町の入口で比較的交通量が多いので、あの場所に設置しました。


ーーなぜこのような文言にしたの?

新型コロナウイルスの影響で世間がピリピリしている中、少しでもクスッと笑ってほしかった。さらに、みんなが新型コロナウイルスと適切な距離を保ってほしいという思いもあります。


ーー他にも看板を作ったりしている?

過去には、バレンタインには「へなちょこ夫にも ちょこっとあげましょう」、ひな祭りの時期には「妻センター 夫はサイド代理さま」などの看板を作りました。


ーーいつから設置している?

5月半ばからです。


ーーこれからずっと設置しておく予定?

6月の終わりごろまで設置する予定です。

高長商店
高長商店

「まさかこんな反響になるとは思っていなかった」

ーー高橋さんのご家庭の“ディスタンス”の状況はいかがか?

自分で言うのもなんですが、家族の仲はいいです。


ーー次回作の構想はある?

現状ありませんが、何か思いついたらすぐやりたいと思います。


ーーSNSの反響についてどう思う?

まさかこんな反響になるとは思っていなくて、大変驚いています。普段SNSやネットなどに詳しくない私でも反響を実感できているというのは、それだけ反響が大きいということだと思います。


ーー現地でも反響ある?

お店に来ていただいたお客様から看板のことを言われることがありました。みなさんに楽しんでもらえたようで私も嬉しいです。


新型コロナウイルスは依然として予断を許さない状況ではあるが、作者の思いはSNSを通じて多くの人に伝わっただろう。次回作の構想は今のところ決まっていないとのことだが、新たな面白看板が道路に設置されることを楽しみにして待ちたい。
 

(FNNプライムオンライン6月16日掲載。元記事はこちら

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