防衛費負担4倍増「日本に伝達」 菅官房長官は否定

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アメリカのボルトン前大統領補佐官が23日に出版予定の回顧録で、トランプ大統領が日本側の防衛費の分担金を大幅に増やすよう求めていると、日本側に伝えたことを明らかにした。

回顧録の内容によると、ボルトン氏は2019年7月に訪日した際、当時の谷内国家安全保障局長に「在日アメリカ軍の駐留経費について、日本側の負担を年間およそ8,500億円に増やすようトランプ大統領が求めている」と伝えた。

また、「トランプ大統領からは、アメリカ軍の撤退を示唆して、交渉を有利に進めるよう指示を受けた」と明らかにしている。

ボルトン氏が伝えたおよそ8,500億円は、日本が現在負担している額のおよそ4倍に相当する額で、菅官房長官は22日の記者会見で、要求があったことを否定している。

一方、回顧録についてトランプ大統領は22日、「ボルトン氏はひどく無能でうそつきだ。機密情報だ!!!」とツイッターに投稿し批判を強めている。

河野防衛相「ボルトンさんの本を買おうと思って、アマゾンなどにアクセスしたが、売り切れ、入荷はまだということで、読めていません」

河野防衛相は、「駐留経費の交渉は始まっておらず、アメリカ側から要求があったことはない」としたうえで、「日米のどちらかが一方的に得をするような取り決めでは、長続きしない」と強調した。

(FNNプライムオンライン6月23日掲載。元記事はこちら

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