東京都 新型コロナ感染“第2波”なの?

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東京都の感染者数が高水準で続く現状は、感染の第2波と言えるのかどうか。
フジテレビ都庁担当の小川美那記者の解説リポート。

東京都は、さまざまな年代や業種に感染は拡大しておらず、医療体制も逼迫(ひっぱく)していないため、第2波ではないとしている。

都内の1日の感染者数は高い水準で推移しているが、急激には増えておらず、受診相談窓口への相談件数も4月からは減少し、6月11日の東京アラート解除後も、ほぼ横ばいの状況が続いている。

また、感染経路不明者は、直近1週間で50%を超え、「夜の街」や若い世代の感染者が多くを占めているものの、その他の業種や年代などに飛び火するような感染拡大は起きていない。

医療体制も、入院患者は極端に増えてはおらず、逼迫した状況ではないため、東京都は「4月の状況とは違い、第2波ではない」としている。

ただ、夜の街の感染は、新宿以外でも発生しているほか、職場での感染や会食での感染、家庭内感染も相次いでいて、市中感染の広がりが懸念される。

専門家会議メンバーの岡部信彦氏は、「多くは軽症なので、今ぐらいの数字であれば、変動に一喜一憂することなく、医療体制を整備しておくことが重要。普段の生活の中で、基本的な感染症対策を徹底してほしい」と話している。

東京都は30日、感染状況を判断する新たなモニタリング指標の方向性を出す方針だが、不安を取り除く、わかりやすい指標が求められている。

(FNNプライムオンライン6月29日掲載。元記事はこちら

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