『君の名は。』みたい?夜空が突然明るく“爆発音”も…列島騒然まばゆい光の正体は?

社会

  • 7月2日未明、東京の空に流れ星の一種「火球」が出現
  • 専門家「3回ほど爆発を繰り返していた」中心部には何が?
  • 過去の隕石落下でも大きな音 その正体は衝撃波


「あの映画みたい」とネット騒然 専門家の見解は?

7月2日午前2時32分、東京の空に現れた謎の光。


突如現れた小さな光は急激に明るさを増し…


一瞬のうちに消えた。


現れてから消えるまでの時間はわずか8秒ほど。


その瞬間を神奈川県海老名市で目撃したという人に話を聞くと…

火球を目撃した人:
空なんか普段見てないんですけど、急に明るくなったんですよね。静岡の方から横浜の方に向かって流れ星みたいな感じで、青とかエメラルドグリーンみたいな色でゆっくり飛んでいって、途中で消えたんです。消えるまでは言葉も出ない…


夜空を照らした謎の発光体。実はこの直後から、ツイッター上では「火球」というワードが急上昇した。

「火球、人生で初めてだ」「関東上空で火球って、映画の『君の名は。』みたい」


梅雨の夜空を切り裂いた光の正体は、火球と呼ばれる流れ星の一種とみられる。専門家は「今回の火球は何度も爆発を繰り返していた」と指摘する。


天体の地球衝突による災害を監視するNPO法人の理事長も務めた高橋典嗣さんに話を聞いた。

日本スペースガード協会 高橋典嗣前理事長:
最初、大きく火の玉のように輝いてますよね。これが爆発ですね。一番明るくなって、それが消えますよね。それでもう一回、爆発しましたよね。3回くらい爆発しています


火球の中心にあったのは、宇宙空間から飛来した数十センチほどの岩石とみられる。


その姿は、東京から約250km離れた愛知県の県営名古屋空港でも目撃されていた。


「まるで地鳴りのよう」音の正体は…

さらに今回の火球は、非常に珍しい現象を伴っていた。「見た」ではなく「聞いた」という人が続出したのだ。

東京都内で音を聞いた人:
大きなバーンっていう音が聞こえて、大きい雷が近くに落ちたのかなと思って

横浜市で音を聞いた人:
短い轟音のような、ゴーッて地鳴りのような音です。すごい音だったので、ちょっと身の危険を感じました

2013年にロシアで隕石が落下した際の映像でも、広い範囲に爆発音が鳴り響くようすが確認できる。


この時は衝撃によりガラスが割れるなどして、1600人以上がケガをした。

1996年に茨城県つくば市周辺に隕石が落下した際にも、上空から大きな音がしたという。

隕石の落下音を聞いた人:
ダダーンという大きな音がしましたね。

――ドーンじゃなくてダダーン?

隕石の落下音を聞いた人:
ダダーンですね。続けて2回。


こうした音の正体は、隕石や火球が爆発する際などに発する衝撃波だという。今回の火球は爆発により空中で燃え尽き、地上には落下していないものとみられる。

しかし、専門家は火球が上空を通った経路にあたるエリアでは、あるものが地上に降り注いでいる可能性があるという。

日本スペースガード協会 高橋典嗣前理事長:
小さな1mmとか2mmくらいの隕石が落っこちている可能性はある。今回の場合、そんなに大きいのは多分ないと思うので、火山灰みたいな感じでしょうね


梅雨の空にきらめいた一瞬の天体ショー。その欠片は、地上のどこかに降り注ぎ、静かに眠っているのかもしれない。

Live News it!のスタジオでは…

加藤綾子キャスター:
本当に映画のようですね。多くの方が音を聞いたんですね。私は全然、聞こえなかったので…

ジャーナリスト 柳澤秀夫氏:
私もぐっすり眠っていましたから、全く聞こえませんでしたよ。聞いてみたかったですね

加藤綾子キャスター:
ロマンがありますね

ジャーナリスト 柳澤秀夫氏:
被害がなくてよかったですね

(「Live News it!」7月2日放送分より)

(FNNプライムオンライン7月2日掲載。元記事はこちら

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